初心者PHP講座

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1. 変数

変数とは、文字や数値などさまざまな「値」を入れる箱のようなものです。


1.代入

$aという変数を用意して、10という数値を入れてみます。

$a = 10;

これを代入といいます。

以後、$aは10として扱うことができます。

2.変数の表示

echo $a

実行結果

10

3.変数を使った演算

$a = 10+!;
echo $a;

実行結果

11

このように、演算することができます。

また、

$a = 10; $b = 2;
$c = $a + $b;
echo $c

実行結果

10

このように、変数には値を直接代入するだけでなく、他の変数との演算の結果を代入することができます。

4.変数の値の更新

$a= $a + 2    \\変数a

に2を足し、変数aにその値を代入する

5.複合演算子

$a += 2    //$a= $a + 2

と同じ動きをします

6.複合演算子の例

$a +- $b //$aに$bの値を減算して代入 
$a *= $b //$aに$bの値を乗算して代入
$a /= $b //$aに$bの値を除算して代入

7.さまざまな値を代入する

PHPでは、同一の変数に型の異なる値を代入できます。

また、var_dump関数と呼ばれるものがあり、()内に入れた変数の型や値の情報を返してくれます。

8.nullとは

nullとは型がない特殊な値で「何もない」ことを意味します。

9.unset関数

unset関数とは、変数そのものを削除します。

変数にnullを代入するのとは異なります。

2. 条件分岐


1.if文

if文は「もし~なら、~を実行する」というような、条件によって処理を分けたいときにつかいます。

if文の書式

if ( 条件式 ){
    処理    条件式が真(true)のとき、実行
}

条件式の部分には、条件を満たす場合にtrue、満たさない場合にfalseが得られる式が入ります。



$a = 10;
if ( $a === 10){
    echo ‘ aの値は10です’
}

実行結果

aの値は10です

もしaの値が10ならtrue、そうでなければfalseを返します。

2.else文

条件が成り立たないときに何らかの処理を行うのがelse文です、

else文の書式

if ( 条件式 ){
    処理1    条件式が真(true)のとき、実行
}else{
    処理2    条件式が偽(false)のとき、実行
}

条件を満たす場合には処理1、そうでない場合には処理2が実行されます。



$a = 9;
if ( $a === 10){
    echo ‘ aの値は10です’;
}else{
    echo ‘ aの値は10ではありません’;
}

実行結果

aの値は10ではありません

3.else if文

if - elseの処理ですと2分岐のみですが、else ifを使うことで3つ以上の条件分岐をすることができます。

else if文の書式

if ( 条件式1 ){
    処理1    条件式1が真(true)のとき、実行
}else if ( 条件式2){
    処理2    条件式1が偽(false)で条件式2が真(true)のとき、実行
}
else{
    処理3    条件式1、2が偽(false)のとき、実行
}

処理の流れは

 ・条件式1が成り立つ場合、処理1が実行されます

 ・条件式1が成り立たず、条件式2が成り立つ場合、処理2が実行されます

 ・条件式1、2ともに成り立たない場合、処理3が実行されます

比較演算子

$a == $b    等しい
$a === $b    等しい
$a != $b    等しくない
$a !== $b    等しくない
$a < $b    より小さい
$a > $b    より大きい
$a <= $b    以下
$a >= $b    以上の

4.switch文

switch文は()内の値に応じて処理を分岐させます。

switch文の書式

switch(値){
    case 値1:    
処理1    値==値1のとき実行
b