【IT転職】スマホアプリエンジニアの将来性を徹底調査!需要や年収も詳しく解説します!!

今や生活必需品であり、周りを見渡せば誰もが持っているようになったスマホ。

それゆえに今、スマホアプリエンジニアの存在が大きく注目されています。

今回は、スマホアプリエンジニアに興味がある人向けに、スマホアプリエンジニアの将来性はあるのか、需要や年収はどの程度なのかについて解説していきます。


ぜひ最後までご覧くださいね。

この記事を読むのにおすすめな人

この記事は以下のような人におすすめです。

 ・iOSエンジニアやAndroidエンジニアになりたいと考えている人

 ・スマホアプリエンジニアに将来性があるかどうか分からない人


1. この記事を読むのにおすすめな人スマホアプリエンジニアの需要


スマホアプリエンジニアの需要を測るために、まずはスマホの普及状況を見てみましょう。

総務省が毎年行っている「通信利用動向調査」によると、2022年時点で77.3%の世帯でスマートフォンを保有していることが明らかになりました。


2020年で69.3%、2021年で74.3%と年々増加していることから、今後も増加し続けることが予想されます。

※出典:総務省, "令和5年通信利用動向調査報告書",
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r05/html/datashu.html


また、2023年1月にNTTドコモ モバイル社会研究所が実施した調査によると、日本国内でスマートフォン、ケータイの所有者のうちスマートフォン比率が96.3%になったことが明らかになりました。

※出典:NTTドコモ モバイル社会研究所, "スマートフォン比率96.3%に:2010年は約4% ここ10年で急速に普及,"
https://www.moba-ken.jp/project/mobile/20230410.html


さらに、2023年にdata.aiに掲載された調査結果によれば、世界全体のモバイルアプリ市場は2023年上期の消費者支出額がiOS、Android全体で過去最高の675億ドル、世界全体で768億ダウンロードを達成するなど、堅調な成長をしていることが書かれています。

※参考:data.ai, "モバイルの復活: 全世界のアプリ内支出が対前年比増を果たし、2023年上期には675億ドルを記録,"
https://www.data.ai/jp/insights/market-data/h1-2023-market-pulse-apps/


以上のデータや資料から、スマホを所有する人が年々増加しており、なおかつモバイルアプリ市場が成長していることから、スマホアプリエンジニアの需要はさらに高くなっていくことが予想されます。

2. スマホアプリエンジニアの特徴と将来性


スマホアプリエンジニアにはAndroidエンジニアとiOSエンジニアの2種類が存在します(ただし、マイナーなスマホOSを除く)。

ここでは、各エンジニアの特徴とその将来を見ていきましょう。

2-1. Androidエンジニア

Googleが開発したAndroidを搭載したスマホを開発対象とするエンジニアです。

主にJavaやKotlinを用いて開発を行います。

特徴

特徴としては2つ挙げられます。

一つは「普及率」です。日本ではiOS使用者の方が多いのですが、世界規模で比べてみると実はiOSよりも普及率が高いのがAndroidOSです。

2023年2月にアウンコンサルティング株式会社から発表された調査結果によれば、日本ではAndroidが32.76%、iOSが67.11%だったのに対し、全世界ではAndroidが72.37%、iOSが26.98%だったそうです。


より多くのスマホに搭載できるアプリを開発するといった側面から、ある種モバイルインフラの整備といった点でスマホアプリ開発に携わることができます。

※参考:アウンコンサルティング株式会社, "世界40カ国、主要OS・機種シェア状況 【2023年2月】~多言語Webプロモーションにシェア状況データを活用する~, "
https://www.auncon.co.jp/press/release/2023-02-08/


そして、もう一つは「多種多様な機種の存在」です。

その普及率の裏側には、価格も高くスペックも高性能なモバイル端末から、スペックをそこそこに抑えたリーズナブルなモバイル端末まで幅広い種類の機種が存在します。


現在では、Javaなどのクロスプラットフォームの概念が広く普及し、機種間の差異を考えることなく開発ができるようになりました。

それでも、機種間の違いにより不具合が発生することもあるため、それぞれの機種のスペックを理解し、それに合わせた開発を行うスキルが求められます。

将来性

先にも述べた通り、AndroidはiOSよりも普及率が高く、なおかつ多種多様な機種が存在します。

さらに、これからもより多くの種類のAndroid端末が登場し続けることから、Androidエンジニアの需要は高く、将来性は非常に明るいと言えるでしょう。

キャリアパスの選択肢の一つとして、Androidエンジニアを目指すことは良い選択であると考えられます。

2-2. iOSエンジニア

iPhoneやiPad、Macを含むApple製品向けの開発を行うのが主な仕事となります。

主にSwiftを用いて開発を行います。

特徴

iOSの特徴はなんといっても、日本や韓国、アメリカなどの先進国で広く普及していることから、先進国向けのアプリ開発がしやすいことです。

広く使われることを目指すより、最新のトレンドが次々と生み出され続ける現場に携われることは、大きなやりがいに繋がることでしょう。

将来性

日本などではiPhoneの普及率が高いことから非常に需要のあるエンジニア職と言えます。

特に近年はIoTの普及により、家電をスマホから操作するスマート家電が流行っています。

家電を操作するためのアプリをiOSで開発するといったような、日本における日常の操作の窓口がiOSになることが多々あるため、こちらも将来性は明るいと言えるでしょう。

3. スマホアプリエンジニアの年収


スマホアプリエンジニアですが、肝心の年収はどうなのでしょうか。

2023年7月時点での求人ボックス上で掲載されていた求人情報を参考に算出すると、平均年収は555万円であることがわかります。


全体の給与幅としては353〜968万円とかなり広く、求められるスキルが高ければ高いほど年収もアップしていくことがわかります。

今後も成長が強く期待される分野のため、年収も全体的に上がっていくことが予想されます。

※参考:求人ボックス, "モバイルエンジニアの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ),"
https://xn--pckua2a7gp15o89zb.com/%E3%83%A2%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%81%AE%E5%B9%B4%E5%8F%8E%E3%83%BB%E6%99%82%E7%B5%A6

4. まとめ


本記事では、スマホアプリエンジニアの需要、将来性、年収について解説しました。

スマホは生活必需品となり、多くの人にとって欠かせないものです。

また、スマホアプリ市場も成長を続けていることから、スマホアプリエンジニアの将来性は非常に明るいものであると言えるでしょう。


この記事を読んで、少しでも皆さんのスマホアプリエンジニアへの理解をお助けできていれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。