・Instance(インスタンス)
AWSクラウド上の仮想サーバーをインスタンスと呼びます。
またEC2やRDSなどの仮想サーバーを数える際の単位としても使われます。
・IAM(アイアム)
AWS Identity and Access Managementの略称です。
AWSのサービスの「認証」と「認可」の設定を行うことができ、アクセス権限の管理を行っているサービスのことです。
認証:相手が誰なのか確認すること。
認可:リソースへのアクセス権限を与えること。
・Amazon EBS
Amazon EBS(Elastic Block Store)はAWSが提供するストレージサービスの一つです。
主に4つの特徴があり、可用性の高さ、スナップショット機能、2種類のディスクタイプを選択、ボリュームタイプ、となります。
具体的には、システムが停止することなく稼働を続けられたり、スナップショットといわれるバックアップ機能があったりします。
スナップショットは差分のみを保存対象として容量を抑えた上で、Amazon S3という別のアンかなストレージサービスに保存されるようになっています。
細かく保存方法が設定ができるのも特徴です。また、EBSではSSDタイプとHDDタイプのディスクからタイプを選択し、用途に合わせたデータを転送することができます。
さらにボリュームタイプを選択することもできます。
■Amazon S3と比較
ストレージの種類に違いがあります。Amazon S3は「オブジェクトストレージ」、Amazon EBSは「ブロックストレージ」というデータの保存方法をとっています。
オブジェクトストレージは、フラットに保存する方法なので、データの移動や分散した保存がしやすくなります。
また、ファイルストレージのように階層などもないため、データ量の増加にも対応できます。
Amazon S3は耐久性が高く大量のデータを保存しやすいです。
Amazon EBSは「ブロックストレージ」という方式でデータを保存をしていて、データを「ブロック」という単位に分割して管理しています。
それにより、データを書き換えたい場合は、ブロックに割り振られた番号を検索することも可能になり、処理速度も上がります。
よって、Amazon EBSは、処理速度の高速化に適したデータ保存になります。
https://bcblog.sios.jp/what-is-amazon-ebs/#Amazon_EBS-2
・Amazon CloudWatch
CloudWatchはAWS環境の監視において、各種クラウドリソースやアプリケーションのパフォーマンスだけでなく、オンプレミスのサーバーなども監視できるサービスです。
構築不要ですぐに利用開始できます。
・VPC
Virtual Private Cloudの略で、AWS上に作ることができる自分専用のネットワーク領域のことです。
VPCを利用することで、AWSないにプライベートなネットワークを作成できます。
https://qiita.com/c60evaporator/items/2f24d4796202e8b06a77#%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%E7%9F%A5%E8%AD%98
・Region(リージョン)
データが保存される地理的な位置を表します。
地理的に離れた領域がそれぞれ接続されることで構成されています。
リージョン(地域)が完全に離れていることで、耐障害性と安全性が実現されています。
5. AWS Well-Architectedフレームワークの特徴
インフラ構築 する際の6つの観点
①運用の優秀性
②セキュリティ
③信頼性
④パフォーマンス効率
⑤コスト最適化
⑥持続可能性
上記のポイントや要件を満たした設計や構築を意識する必要があるでしょう。