AWSはグローバルクラウドプロバイダです。
クラウドの概念のところで、リージョンやアベイラビリティゾーンの話にふれてきたように、グローバル展開していることもあり、海外での拠点で利用できたり、何か起きた時でもすぐに対応できたりします。
リージョン
…地域のことで、物理的に距離が近いゾーンの集まりです。
アベイラビリティゾーン(AZ)
…地域内のデータセンターのことです。
エッジロケーション
…リージョンやAZとはまったく別のデータセンターです。
AWSのコンテンツ配信のために世界中に分散された地域の集まりです。
モバイルデバイスで求められる高解像度のコンテンツを高速・高品質に配信することが可能です。
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/aws-hands-on-for-beginners-12/
エッジロケーションは、以下のサービスで利用されています。
・Amazon CloudFront
…高速転送ができるコンテンツ配信ネットワークサービス(CDN)です。
※CDNとは、ウェブコンテンツを高速にかつ効率的に配信することを目的としており、地域ごとのキャッシュするサーバーを分散配置することで、特定のサーバーに集中することを防止します。
・Amazon Route 53
…AWSのドメインネームシステム(DNS)を指し、Amazon CloudFrontと併用することで、エンドユーザーを適切にエッジロケーションに誘導することができます。
・AWS Firewall Manager
…多数のアカウントとアプリケーション全体のファイアウォールルールを一元的に設定するセキュリティ管理サービスです。
・AWS Shield
…マネージド型のDDoS攻撃から保護するサービスです。
AWSを利用すると自動的に設定されます。
スタンダードプランだとL3,L4を保護します。アドバンスドプランだと加えてL7も保護します。
・AWS WAF
…Amazon Web Service(AWS)が提供するウェブアプリケーションファイアウォール(WAF)のサービスです。