コレクションクラスは、配列と同様に複数のオブジェクトをまとめることのできるクラスです。
一口に言ってもコレクションクラスは以下のようにいくつかの種類があり、大別して3つに分けられます。
List構造(ArrayList,LinkedList)
・配列に似ていて、番号順に要素が並ぶ。
・番号順のため、データが重複しても問題ない。
Map構造(HashMap,TreeMap)
・番号では管理せず、キーと値をそれぞれ持った要素を管理する。
・値は重複してもいいが、キーはすべて異ならなければならない。
Set構造(HashSet,TreeSet)
・番号もキーもない、値のみで管理する。
・値のみでの管理のため、重複は一切許されない。
これらに共通して言えることとして、
・宣言後も自由に要素数を変更できる
・要素の随時追加/削除が可能
という特徴があります。
ArrayList
ArrayListクラスは、配列に似ており、データを格納した順番に保持します。
書き方としては、以下のようになります。
- ArrayList<データ型> 変数 = new ArrayList<データ型>();
- 変数.add(要素);
- 変数.get(添え字);
解説しますと、1行目の「データ型」は、そのコレクションに収める要素のデータ型を指します。
「変数」はそのコレクションの変数名です。
また配列では宣言時に要素数を指定しましたが、ArrayListクラスは行いません。
次に、2行目は、宣言したArrayListクラスの変数に対してaddメソッドでデータを追加しております。
最後に、3行目では、格納した要素の取得を行っております。
方法としては、getメソッドを用い、引数に取得したい添え字を添えてやります。
これらを用いた具体例と実行結果を以下に記載します。
- import java.util.ArrayList;
- public class Sample {
- public static void main(String[] args) {
- ArrayList nms = new ArrayList();
- &n