【IT転職】JavaのスキルアップにはJava Silverがおすすめ!資格の概要や取得のメリットを解説します!!

Javaプログラマへの転職やJavaのスキルアップを考え、Java学習に励む方が多いと思いますが、中には具体的に何を目標にするのか悩む方も多いかと思います。


そんな方に向けて、本記事ではJavaのスキルを証明することができる資格「Java Silver」を紹介し、Javaスキルアップの目標としてJava Silverがおすすめな理由を解説していきます。

ぜひ参考にしてくださいね。

1. この記事を読むのにおすすめな人


この記事は以下のような方におすすめです。

・Java Silverがどんな資格でどんなメリットがあるか知りたい人

・Javaを勉強中で目指すべき学習目標を探している人

・Javaプログラマへの転職を考えている人

2. この記事に書いてあること


この記事には以下のことが書いてあります。

・Java SilverはJavaプログラマの登竜門的な資格!

・Java Silverの取得を目指すことで体系的なJavaの勉強ができる!

・Java Silverを取得することで信頼や高待遇を得られる!

3. Java Silverとは


正式名称は『Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 11』であり、Oracle社によって認定されているベンダー資格です。


国家資格(ex: ITパスポート、基本情報技術者など)にはならないものの、Javaの開発元による認定資格のため、Javaに関する資格としては信頼性の高い資格となっています。

なお、「Silver」は難易度を(後述)、「SE 11」はJavaのバージョンに合わせた資格のバージョンを表しています。


資格のバージョンには「SE 11」と「SE 8」がありますが、「SE 11」が最新バージョンであり、「SE 8」の内容も「SE 11」に一部含まれているため、特別な理由がなければ「SE 11」を受験した方が良いです。

3-1. Java系の資格にはブロンズ、シルバー、ゴールドがある

名前にもある『Silver』という単語ですが、実は『Oracle Certified Java Programmer』にはSilverの他に、BronzeやGoldもあります。

難易度は簡単な順に Bronze → Silver → Goldであり、それぞれ対象としている受験者層や試験内容が違うので、ここで簡単に紹介します。


Java Bronzeは最も難易度が低い資格で、公式サイトによれば対象者を「Java未経験者」としています。

試験内容は、Javaを使用したオブジェクト思考プログラミングの基礎知識があるかどうかを問われる試験となっており、初心者でも取得が目指しやすい資格となっています。

ただし、試験内容が実際の現場で使われる知識やスキルレベルには少し足りておらず、転職の際に資格をアピールする分には少し物足りない印象があります。

※出典:Oracle University, "Oracle Certified Java Programmer, Bronze SE (Available only in Japan),"
https://education.oracle.com/oracle-certified-java-programmer-bronze-se-available-only-in-japan/trackp_818


Java Silverはちょうど中位の難易度で、公式サイトによれば対象者を「Javaアプリケーション開発に必要とされる基本的なプログラミング知識を有し、上級者の指導のもとで開発作業を行うことができる開発初心者」としています。

試験内容もBronzeの内容に加え、プロジェクトで発生する状況への対応能力も測られる内容となっており、まさにJava開発者の登竜門的資格と言えるでしょう。

Javaプログラマとしてこれから活躍することを目指している人やJava開発プロジェクトに少し慣れてきた人におすすめの資格です。

※出典:Oracle University, "Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 11 - Available only in Japan"
https://education.oracle.com/ja/products/trackp_816


Java Goldは最も難しい資格で、公式サイトによれば対象者を「設計者の意図を正しく理解して独力で機能実装が行える中上級者向け」としています。

試験内容は、Java開発に必要とされる汎用的なプログラミング知識を持っており、設計意図を正確に理解し、かつ独力で機能実装が行えるかどうかを問われる試験になっています。

ある程度開発経験を積んだ後に取得を目指すと良いでしょう。

※出典:Oracle University, "Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 11 (Oracle Certified Professional: Java SE 11 Developer)"
https://education.oracle.com/ja/oracle-certified-professional-java-se-11-developer/trackp_OCPJAV11

4. Java Silverをおすすめする理由


ここまで紹介してきたJava Silverですが、具体的な取得のメリットには何があるのでしょうか。

ここではメリットが大きい順に3つ紹介していきます。

4-1. 基礎が学べる

これが一番のメリットと言っても過言ではありません。

資格を取得する過程で試験に出題される内容を学習していくことになりますが、試験の項目立てが基礎を網羅できるよう体系的に構成されているため、資格取得のための勉強をするだけでもJavaに関する基礎知識を整理しながら学ぶことができます。

4-2. 資格保有者として信頼される

Java Silverは「上級者の指導のもとで開発作業を行うことができる開発初心者」を対象としているOracle社公式の認定資格であり、取得をしていることでJava開発に関する実績がなくても一定の知識をもったJavaプログラマとして信頼を得ることができます。

未経験からJavaプログラマへの転職をする際には、先にJava Silverを取得してから選考に望むことで良い結果が得られるでしょう。

4-3. 待遇がよくなる可能性がある

最近では多くの企業でIT資格の取得を奨励しており、受験料を負担したり合格した際の報奨金を出したり、中には資格の合格で昇給したりする企業も存在しています。

Java SilverはJavaプログラマの登竜門的な資格になっているため、資格に合格することで多くの企業で待遇が良くなる可能性があります。

5. まとめ


本記事では、Java Silverの概要や取得することのメリットについて解説しました。

Java SilverはJavaプログラマとしての登竜門的資格であり、資格取得によって多くのメリットを得ることができます。

中でも、Java Silverを取得する過程においてJavaのことを体系的に学習でき、整理しながら身につけられることは大きなメリットと言えます。


Java学習のゴール目標やJavaプログラマとしてのスキルアップを考える際に何をすればよいか悩む場合には、Java Silverの取得を目指してみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。