【Python】基本のまとめ | 初心者向け

今回は、プログラミング言語のPythonについて簡単にまとめました。

初心者向けの、基本的な内容になっています。

ぜひ最後までお読みください!

1. Pythonとは


Pythonとは、以下のような特徴をもつプログラミング言語です。

・動的型付け(プログラマが型を指定しなくても良い)
・オブジェクト指向
・英語に似た単純な構文
・セミコロンが不要
・中括弧 { } も不要で、インデントによってスコープを定義する

1-1. Pythonで出来ること

Pythonで出来ることには以下のようなものがあります。

・Webアプリケーション開発(サーバサイド)
・ソフトウェア開発
・機械学習
・統計処理


Pythonは、GoogleやApple、NASAでも使用されているプログラミング言語です。

10. おわりに

今回はプログラミング言語のPythonについて、基本的な内容を解説しました。

次回はPythonの条件分岐と繰り返し処理について詳しくまとめたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

参考記事

https://www.w3schools.com/python/default.asp

2. 出力

Pythonでコードを出力するには、以下のように「print()」を使用します。

print(‘こんにちは、Python’)

3. コメント

Pythonでコメントを残すには、以下のように文の先頭に「#」をつけます。

【例:test.py】



# この行はコメントです
print(‘こんにちは、Python’) # この部分もコメントです

3-1. 複数行のコメント

Pythonでは、複数行のコメント構文はありません。

複数行をコメントにしたい場合は、以下のように、すべての文の先頭に「#」をつけます。

【例:test.py】



# この行はコメントです
# この行はコメントです
# この行はコメントです
# この行はコメントです

4. 変数の作成

Pythonには、変数を宣言するコマンドはありません。

最初に値を割り当てた瞬間に変数が作成されます。

【例:test.py】



x = 3  # 変数の作成
y = ‘太郎’ # 変数の作成
x = ‘花子’ # 変数の更新

5. データ型


Pythonのデータ型には、以下のようなものがあります。

・str:文字、文字列
・int:整数、小数点を含まない数値
・float:浮動小数点・小数点を含む数値
・bool:真偽値。True / Falseで定義する
・list:配列。複数の項目を1つの変数に格納するコレクション
・tuple:タプル。複数の項目を1つの変数に格納するコレクション
・set:セット。複数の項目を1つの変数に格納するコレクション
・dictionary:辞書。複数の項目をキーと値で管理するコレクション

5-1. list・tuple・set・dictionaryの違い

Pythonにはlist・tuple・set・dictionaryの4つのコレクションがあります。

それぞれの違いは以下の通りです。

・list:順序がある / 変更OK / 重複OK
・tuple:順序がある / 変更NG / 重複OK
・set:順序がない / 変更NG / 重複NG
・dictionary:順序がある / 変更OK / 重複NG
※dictionaryは、Python3.6以前では順序付けされていません。

6. 文字列の連結


Pythonで文字列を結合するには、「+」を使用します。

【例:test.py】



# 文字列と文字列の連結
print(‘山田’ + ‘太郎’) # 山田太郎

# 文字列と変数の連結
name = ‘花子’
print(‘山田’ + name) # 山田花子

# 変数と変数の連結
first_name = ‘二郎’
last_name = ‘田中’
print(last_name + first_name) # 田中二郎



文字列型と数値型を「+」で連結することはできません。

代わりに以下のような構文を使って、型を変換します。

・文字列に変更する場合:str()
・数値に変更する場合:int()

【例:test.py】



name = ‘太郎’  # 文字列
age = 3 # 数値

print(name + ‘さんは’ + str(age) + ‘才です’ ) # 太郎さんは3才です

7. リストの使い方


7-1. リストに値を代入する

リストに値を代入するには、[ ]を使用します。

【例:test.py】

animals = [‘dog’, ‘cat’, ‘rabbit’]

7-2. リストの値を取得する

リストの値を取得するには、[ ]の中にインデックスを指定します。

【例:test.py】


animals = [‘dog’, ‘cat’, ‘rabbit’]

# 値を取得して、出力する
print(‘好きな動物は’ + animals[0] + ‘です’) # 好きな動物はdogです

7-3. リストの値を更新する

リストの値を更新するには、[ ]の中にインデックスを指定して新しい値を代入します。

【例:test.py】



animals = [‘dog’, ‘cat’, ‘rabbit’]

# 値を更新する
animals[0] = ‘bat’

print(‘好きな動物は’ + animals[0] + ‘です’) # 好きな動物はbatです

7-4. リストに値を追加する

リストに値を追加するには、append()を使用します。

【例:test.py】



animals = [‘dog’, ‘cat’, ‘rabbit’]

# リストの最後に値を追加する
animals.append(‘cow’)

print(‘好きな動物は’ + animals[3] + ‘です’) # 好きな動物はcowです

7-5. リストの値を削除する

リストの値を削除するには、pop()またはremove()を使用します。

【例:test.py】



animals = [‘dog’, ‘cat’, ‘rabbit’]

# リストから値を削除する
animals.pop(1)  # animalsからcatが削除される
animals.remove(dog) # animalsからdogが削除される

7-6. リストの長さを取得する

リストの長さを取得するには、len()を使用します。

【例:test.py】



animals = [‘dog’, ‘cat’, ‘rabbit’]

# リストの長さを取得する
length = len(animals)
print(length) # 3

8. 辞書の使い方


8-1. 辞書に値を代入する

辞書は、複数のデータをキーとバリューで管理します。

辞書に値を代入するには、{ }を使用します。

【例:test.py】



animals_1 = {
    ‘種類’: ‘犬’,
    ‘年齢’: 3,
    ‘鳴き声’: ’ワンワン’
}

9. 関数の使い方


9-1. 関数の作成

関数を作成するには、「def」キーワードを使用します。

【例:test.py】



def my_func() :
    print(‘これは関数です’)

9-2. 関数の実行

関数を実行するには、関数名に()をつけて呼び出します。

【例:test.py】



def my_func() :
    print(‘これは関数です’)

# 関数の実行
my_func()  # これは関数です

9-3. 引数の指定

関数で引数を指定するには、()の中に引数を定義します。

【例:test.py】



def my_func(name) :
    print(name + ‘さん、こんにちは’)
my_func(‘太郎’)  # 太郎さん、こんにちは

9-4. 引数の初期値

関数で引数の初期値を指定するには、()の中に=で定義します。

【例:test.py】


def my_func(name = ‘名無し’) :
    print(name + ‘さん、こんにちは’)
my_func()  # 名無しさん、こんにちは

</code>