【初心者】kintoneとは

kintoneは、独自のアプリを作成することで業務効率を改善するクラウドサービスです。

実際に、20000社以上の企業がkintoneを導入し、業務効率改善や売上向上を実現しています。


kintoneはノーコード開発が可能で、プログラミングの知識やスキルがなくても、アプリケーションやWebサービスの開発が可能です。

開発期間が短いため、ソースコードを書く必要がないです。

大幅なスピードアップが可能です。


今回はkintoneとはどのようなツールなのか、どのようなサービス内容なのかを紹介します。

1. kintoneとは?


kintoneとは、サイボウズ株式会社が提供しているビジネスアプリ作成クラウドサービスです。

顧客管理や案件の管理、プロジェクトの進捗状況などが可能で、日々の業務で必要なデータベースをノーコードで作成可能です。

kintoneの名前の由来は「西遊記」で孫悟空が乗っている「キン斗雲」から来ています。

雲=クラウドに乗って、自由自在に迅速に動けるということを意図して名づけられたとされています。

10. まとめ


kintoneについてさらっと説明しました。

多くの企業がkintoneを採用し、業務プロセスの合理化や生産性向上を実現しています。

これにより、タスクの迅速な処理とチームワークの向上が実現されています。

また、ITエンジニア不足の現代において、非ITエンジニアでも、駆け出しエンジニアでITの知識が乏しくても、kintoneを使ってWebサービスやアプリ開発を推進できます。


kintoneは1ユーザ月額1500円で利用でき、5ユーザから契約可能です。

kintoneは柔軟性、カスタマイズ性、そして効率向上の面で優れたビジネスアプリケーションプラットフォームです。

ビジネスの成長と効率化を追求するなら、ぜひ導入を検討してみてください。

2. kintoneを提供するサイボウズ株式会社とは


サイボウズ株式会社は、国内グループウェア市場において10年連続シェア1位を獲得しているグループウェア「サイボウズOffice」を提供していることで有名です。

1997年に創設され、社名は、「電脳」を意味する「cyber」と、親しみを込めた「子供」の呼び方「坊主(bozu)」に由来し、「電脳社会の未来を担う者たち」という意味を込められて「サイボウズ」という社名になりました。


サイボウズOffice以外には、大企業向けの管理機能を搭載したグループウェア「Garoon」や、届いたメールを複数名で共有できるメールアプリ「メールワイズ」などを提供しています。

3. kintone導入でできること

kintoneを導入することで、情報の一括管理や業務の可視化など、ビジネスにおける様々な効果を得られます。

 ・業務に合わせてノーコードでアプリを作ることができる

 ・膨大なデータを一元化できる

 ・コミュニケーションを円滑化できる

 ・高度なセキュリティによりデータを守ることができる

 ・業務効率の改善を期待できる

それぞれ解説していきます。

4. 業務に合わせてノーコードでアプリを作ることができる


kintoneでは、自社業務やプロジェクト内容を合わせたシステムを、自由自在に構築できます。

kintoneの主な機能である「情報の蓄積」が可能なデータベースアプリを作る際は、複雑なプログラミングの知識は必要ありません。

kintoneアプリストアでは、業種や業務ごとにあらかじめ用意されたサンプルアプリが100種類以上あり、用途にあったものを選んで追加できます。

さらに、kintoneは豊富な拡張機能や外部連携サービス・プラグインを使用し、アプリのカスタマイズが可能です。

5. 膨大なデータを一元化できる

kintoneライセンスの取得により、複雑で膨大なデータを一箇所に集約して管理可能です。

従来、様々なフォルダに散らばっていたExcelファイルは、読み込むだけでもアプリ化できます。全てWeb上で業務を進められるため、紙の書類を回す必要もありません。


さらに、kintoneは複数人で情報を共有できるため、メールで連絡することなく、スムーズな意思疎通・引継ぎが可能となります。

6. コミュニケーションを円滑化できる


kintoneライセンスの導入により、円滑なコミュニケーションも期待されます。

作成したアプリのアクセス権・編集権限は、柔軟に設定可能です。


アプリ内のレコードにはコメント欄があり、メールや電話の代わりに連絡を取れます。

メンション機能や通知設定・リマインダー機能などを利用すれば、さらに効率的な意思疎通ができます。


また、参加者を選びチームごとのスペースを作れます。スペースに関連付いたアプリ、チャット形式や掲示板のようなスレッドを作ることで、社内SNSのような利用も可能です。

チームの業務が可視化され、コミュニケーションも盛んになるため、チームワークの構築にも役立つでしょう。

さらに、顧客や取引先をゲストとして招待し「ゲストスペース」を作れば、企業間の共同プロジェクトの連絡の場としても使えます。

7. 高度なセキュリティによりデータを守ることができる

kintoneは高度なセキュリティが構築されているため、安心して長く使えます。

不正アクセスや不正ログインを防ぐ対策、製品の脆弱性対策で、社外からでも安全に接続できる環境が整っています。

8. 業務効率の改善を期待できる


kintoneライセンスで情報が一元管理されることで、必要な時に必要な情報を瞬時に見つけやすくなります。

最新の情報が随時更新され、チーム内のやり取りもリアルタイムに追えるため、スピーディーな意思決定・実行が可能です。

また、システムが構築されれば細かい入力作業や計算が省かれるため、ヒューマンエラーやミスを最小限に防げます。

業務効率やパフォーマンスの向上に繋がるでしょう。

9. kintoneの便利なおすすめ機能

kintoneを導入した際におすすめする機能を挙げていきます。

 ・スペース

 ・モバイル版

 ・プラグイン


まず、「スペース」です。

チーム単位でコミュニケーションがとれ、必要な情報やアプリを共有することができます。

企業間を越えたメンバーがいる場合、社外メンバーには「ゲストスペース」というスペースが作成されて情報が共有されます。

ゲストスペースは必要以上の情報にはアクセスできないよう管理可能なので、社内の情報が洩れる心配はありません。


次に、「モバイル版」です。

パソコンに限らず、スマホやタブレットからkintoneにアクセスすることができます。

移動中や席を外している場合でも、通知や連絡を受け取ることができるのでコミュニケーションがはかどります。

また、セキュリティ対策もとられており、不正ログインを防ぐこともできます。


最後に、「プラグイン」です。

プラグインを利用すればアプリの機能を拡張し、より一層実現したいニーズに近づくことができます。

プラグインはkintoneをスタンダードコースで契約している場合のみ利用できるようです。